2022年 09月 01日
**富山の盆踊り~風の盆**
お陰で、一つ流行ると”一色に染まる”ように思えることもありました。そういえば、マリー・クアントが小枝のように細い”ツイギー”を起用してミニスカートを発表したときは、80歳のお婆様方のスカート丈も”膝上20センチ”になったことがありました。
今はそうした意味では、”選択の自由”が常にあります。
その反面、時間単位に要求される事柄の多さが、”選択の不自由”を生み出しているようにも感じます。同時に、ひとつひとつをじっくりと納得のいくまで味わうという”喜び”を得るための時間も、瑣末事に流されて失っているように思えます。
ずいぶんと昔に民謡番組で観た「おわら 風の盆」の男踊りは、ゆったりと柔らかく流れるような、心に寄り添うような踊りでした。
今日から3日までの毎夜、今の日常では感じることのできない時の流れが、胡弓の音ととに八尾の町に流れているのだろうな・・と、未だ見ぬ富山の盆踊りに心惹かれています。
by k56422
| 2022-09-01 07:00
| 季節のあれこれ
|
Comments(0)