2023年 01月 10日
**枯れかけた植物 2005.12. 12**
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今日はなんと凄い北風が吹き続けたのでしょう。
あまりの強風に「風に向って飛んでいるのだけれど、全く前に進めないハトの一群」や「強すぎる追い風にきりもみ状に飛び去ったサギ」を見たと、主人が教えてくれました。
一週間ほど前の風の強い日に、「枯れかけた植物」がホームセンターの駐車場に程近い、吹きっさらしの片隅においやられていました。
盛りの頃には、さぞかし大事に陳列されていただろう観葉植物も、その中にいました。
いつもいつも出来ることではありませんが、その時は旦那様もあまりに忍びなく思ってくれたのでしょう。翌日、その鉢をホームセンターから買い取ってきてくれました。
よく見れば枯れかけた茎の足元には、赤みの挿した次の新芽が覗いています。
「よく来たね。大丈夫、来年にはきっと素晴らしくなるよ!」と、その鉢に話しかけました。
我が家のベランダには随分沢山の植物がいます。その半分ほどは、こうした「枯れかけ」て値段落ちしてしまった植物たちです。
本当はもう増やしてはいけないほど皆が大きく成長してしまって、これからは「枯れかけた」
植物達の前を通らないようにしないといけません。
植物にも「目」があるんです。
だから、通りがかりに「目が合ってしまう」と、アイフルのチワワみたいに「お家へ連れて帰りたくなってしまう」のです。
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今でも
毎年冬になると、
寒さの中で、翌春への準備を怠らない、
植物のひたむきな強さに励まされます。
by k56422
| 2023-01-10 00:32
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